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婦人科悪性腫瘍や乳がんの治療後にしばしばリンパ浮腫が発症します。リンパ浮腫
は、リンパ節摘出術や放射線治療によりリンパ流の障害が起こり、それが継続し発症
します。発症に至る間、最初にリンパ管は中心の太い動脈周囲のリンパ管の流れが悪
くなるために、リンパ管のわき道が発達し全身循環に帰そうと働きますが、さらにそ
のわき道でもリンパ流のよどみが持続すると、さらにその外側の皮下微小リンパ管の
使用が中心になっていきます。この様にリンパ流の障害により間質にある水やその他
のもの(蛋白成分)のリンパ管への取り込みが出来なくなり、続発性リンパ浮腫が形
成されていきます。
問題は、皮下リンパ管に滞っている多くのリンパ液です。健常者は、表在リンパ管に
極微量のリンパ流しかないため起きませんが、リンパ浮腫の患者さまは皮膚の創傷、
虫刺され、水虫などにより簡単にリンパ管の破碇を起こし、リンパ管内の感染を起こ
す事になります。皮下微小リンパ管内は流れがゆっくりであるため、細菌が滞ってし
まうため、炎症が腕や足にとどまりなかなか治らなくなります。この状態が蜂窩織
炎、リンパ管炎でと考えられています。
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