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1)ストッキングを患者さまに購入させるのみで、はき方の指導を一切行わない
健康な我々でも実際、圧迫クラスが2以上のスリーブストッキングをきちんとはくのは難しいものです。
それをいきなり購入してはき方の指導も無いまま装着するの大変な事だと私は思います(指導している医療関係者が実際に装着した事がないのが、大きな問題だと思いますが)。
多くの人は、このストッキングの難関で浮腫治療を断念しているのではないでしょうか?
2)ハドマーを患者さまに購入させ、その使用法について一切説明がない
私は、浮腫の状態でハドマーの圧を微妙に調節しています。これはリンパ流において、個々の患者さまで使われているリンパ管の側副路(わき道)が違うためです。
私が以前研究していた、リンパ管シンチグラフィー(リンパ路を確認する検査)でのデータ―を生かして、通過すると考えられるリンパ管側副路の状態を推測し圧調整をしています。
3)患者さまをないがしろにしている内服薬治療
初回リンパ浮腫でむくみ始めた時に、利尿剤(漢方薬を含めた)を投与する事は、それほど悪い事ではないと思います。
しかし利尿剤を使用してもせいぜい1〜2週間位、それ以降内服してさらにどんどん浮腫が減る可能性はリンパ浮腫の場合少ないと思います。
以前に浮腫の状態を確認しないで利尿剤を数ヶ月にわたって内服していた患者さまがいましたが、来院時脱水で倒れそうになっていました。最近この様な患者さまが多いので、驚いております。
4)ドイツ式リンパドレナージ法、本当に効くのでしょうか?
浮腫の多くの患者さまは、藁をもつかむ気持ちで治療していますが、このマッサージ治療は1回施行するのに高額な値段で長期にわたって行うのは、よっぽどの金持ちだけのように思います。
リンパ浮腫の治療は、毎日の継続治療が主体だと思います。その意味では、私のような小市民の考えとしては、この治療は非常に現実的では無い様に思います。
清水の高舞台から飛び降りるつもりでハドマーを購入し、毎日2〜3回 行って、メンテナンスさえしていれば、一生使える方がよいと治療だと思います。
一部で、ハドマーを使用すると皮下組織の繊維化が起こると言ううわさが出回っていますが(非常に高い圧力で使用するなど誤った使用をした場合はその限りではないですが)正しい使い方をする分には全くのデマだと思います。
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